off-the grid challenge Island living #4

今日はオハナリ・タウンのサンド・バーで夜祭が開催されているようです。ケイトは漂流してから初めてムア・ペラムを離れました。
「こんなところにバーがあるなんて知らなかった!」

San Myshunoの夜祭といえばバーの飲み物や食事がすべて無料になるという、大食いのケイトにとってはとても楽しみにしていたイベントです。もちろんSulaniでも例外ではなかったので、さっそくお気に入りのドリンクを注文します。

ケイトのお気に入りは【Granite Fallsグラッポブランコ】。まさかまたこれを飲める日が来るなんてケイトは思ってもみませんでした。
「なんだかSan Myshunoで飲むより美味しい気がする。海が近いからかな?」

夜祭にやって来たリアと一緒に思わず歌ってしまいます。ケイトはリアとまだあまり親しくありませんでしたが、夜祭のムードでなんだか話が弾みます。

もちろん食事も見逃せません!San Myshunoでは食べられないものばかりでケイトは目移りしてしまいましたが、屋台でポークアドポを注文し平らげます。

サンド・バーで流れていた【島ラジオ】なるものを聴きながらお酒を飲んでいると、まるでSulaniで生まれ育ったような気持ちになりました。初めて聴く曲、初めて来たバーなのにとても懐かしいのです。先週も、いや、昨日もここにいたような気さえしてきます。

翌日は大晦日でした。仕事の写真を撮るためにケイトはアリカを呼び出します。撮影後にアリカが一緒にお酒を飲もうと誘ってくれたので二人で乾杯をします。
「メレも呼ぼう!」

「ケイト!呼んでくれてありがとう!」
「メレこそ来てくれてありがとう。今日は楽しもうね!」
アリカ・メレ夫婦はケイトにとてもよくしてくれます。三人で歌を歌ったり楽器を鳴らしたり紙吹雪を撒いたりして楽しみました。

そんな中、突然Evergreen Harborに住むというティナが訪ねてきました。なにやらプレゼントをくれるようです。ケイトは「大晦日なのに冬祭りみたい」と笑いました。中身はアップグレード用のキッチン用品です。ティナはどうやら修理やアップグレードが好きなシムのようでした。

翌日、焼くための魚をリリアナと釣りました。
「こんな格好じゃ釣れるものも釣れないわよ!」
リリアナはケイトの仕事のためフォーマルに着替えてくれていました。確かに一匹も釣れていなかったので二人は一緒になって笑いました。

お宝を探したり洞窟を探検したり。ケイトもずいぶんSulaniに馴染んでいます。あとはリラックスをして自然体になるだけとなりました。

少し疲れていたケイトはうっかりコップを持ったままうたた寝してしまいました。そしてとうとうビーチライフの願望を達成したのです。これでSulaniでの市民権を得ました。
「え、あれっ?もう達成できたの?眠ってたから気付かなかった……」
ケイトもまどろみの中です。

Sulaniの市民権を得たのでSulani風の衣装に袖を通しました。なんだかくすぐったい気持ちです。
郵便配達員としてよく家に訪れてくれるベアーとケイトは親しい仲になりました。携帯電話の番号を交換したのです。
「Sulaniで現地のシム以外と触れ合うのは久しぶりだ。ケイトはいつからSulaniに?」
「それが覚えていないの。間違いなく少ない時間なのだけれど、だけどとても長くここに住んでいた気がする」
「遭難したんだって言っていたね。記憶が抜け落ちているの?」
「そういうわけじゃないよ。でももう自分がSan Myshunoでどんな風に過ごしていたか忘れてしまったんだ。すっかりSulaniの住民として生まれ変わったのかも」
「ああ、ちょっと判るかも。僕も転勤でSulaniにやってきたけれど、ここが地元だったかのような錯覚を覚えるんだよね」

「……いつかSan Myshunoに帰ってしまうの?」
「判らない。なにも決めていないの」
「そうか。せっかく君みたいな素敵なシムと出会えたのだから、ずっと一緒にいられたらいいけれど」
ベアーの言葉にケイトは胸が高鳴ります。そして一つだけ思い出せることがありました。
「ああそうだ、私はソウルメイトがいないことを悩んでいたんだった」

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